活動日記

わたなべ結衆院大阪3区予定候補の決意表明

10月4日に行われた党と後援会の決起集会でのわたなべ結さんの決意表明です。

【大阪3区衆院予定候補者交代について あだち雅之】

【大阪3区衆院予定候補者交代について あだち雅之】

このたび、大阪3区の衆議院予定候補を、あだち雅之から、わたなべ結さんと交代することになりました。

経過としては、参議院選挙の結果と総選挙での野党共闘がいっそう強く求められている中、野党と市民の共同、反維新の一点共同をさらに発展させるにもっともふさわしい候補者を、と議論を重ねた結果、わたなべ結さんがベストだとの結論に至りました。

 私自身の気持ちとしては、今回の候補者交代という決断には、今年3月に要請を受け、大阪3区の小選挙区候補者になることを決意するに至った時と同じ想いがあります。
それは、「社会をよくしたい」「政治を変えていきたい」ということであります。

 僕は、大学の時に就職難を経験し、そのあと、日雇い派遣という、本当に人をモノのように扱い切り捨てる働き方を経験してきました。
そのときに、日本共産党に出会い、そして、わたなべ結さんをはじめ、今多くの仲間と出会い、社会や政治の矛盾、それを解決してく展望を学んできました。
街頭で働く若者の実態アンケートに取り組み、署名を集め、国会要請に参加した。仲間とともに取り組んだ、そういった活動が、「政治を変えていきたい」という思いを強く大きくしてきました。

 西成民主商工会で働き、業者運動のなかで、消費税をはじめとした、今の不公平な税制度や不十分な中小業者政策や社会保障の実態を見て、「政治を変えていきたい」という思いを固めて来ました。
その想いが小選挙区の候補者を引き受ける決意と、そして今回、候補者をわたなべ結さんと交代するという決断を支えています。

いま、安倍政権の政治にストップをかけ、政治を変えていくためには、今の野党共闘の流れをさらに前に進め、多くの人を結集していける候補者が必要です。それが、安達である必要はなく、最善の候補者を擁立することが何より大切です。
先の参議院選挙で野党共闘の架け橋となり大きな役割を果たし奮闘してこられた、わたなべ結さんを、大阪3区から国会へ送り出すことが、政治を変えていくためにも、多くのみなさんの思いに応えるためにも最良の選択であると思いから、候補者を交代するという決断に至りました。

 私自身の今後についてですが、私自身が3月に地区委員会から要請を受けて決断したことは、決して小選挙区の候補者になる、ということだけではないと思っています。日本共産党の党員として、一人ひとりを大切にする社会、安心して働いて、商売ができて、暮らしていける社会をつくるために力を尽くしていく、そういう生き方を選んだと思っています。
 
 まだまだ未熟なところが多々あります。
 しかし、そういった未熟な部分も含めて、自分と向き合いながら、目指すところにしっかりと目を向けながら、新しい任務で全力を尽くしていきたいと思います。

候補者になるにあたって、ご迷惑をおかけしたみなさん、ご尽力をいただいたみなさんと候補者活動をしている間、ご支援いただいたみなさんには、こういう次第となり、たいへん心苦しく思っております。しかし、安倍政権の政治にストップをかけ、政治をより良い方向に変えていくために、ご理解いただければ、幸いと存じます。

短い間でしたが、本当にありがとうございました。

応援していただいた多くのみなさんの思いに応えるためにも、大阪3区から、わたなべ結さんを国会へ送り出すために全力を尽くしていきます。

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【新たな挑戦】

【新たな挑戦】
 来る衆議院選挙に大阪3区(大阪市住吉区、住之江区、西成区、大正区)から挑戦する決意を昨日発表させていただきました。
 
 大阪3区は、私が生まれ育ち、地域のみなさんと様々な活動をしてきた地域です。これまで2012年、2014年と挑戦をさせていただき、大きなご支援をいただきました。しかし、これまでと同じ気持ちで再挑戦を決意したわけではありません。
 私が決意した思いは先の参院選の経験の中にあります。
 大阪選挙区で次点に終わったとはいえ、大阪府下で45万4502人の方々が自民党でもない、公明党でもない、そして維新でもない、「日本共産党のわたなべ結」に託してくださったということです。「自民、公明、維新の改憲勢力に議席を独占させるわけにはいかない」と訴え、安倍政権とも維新とも正面からたたかってきたものとして、この45万4502人のみなさんの思いに引き続き応えていく必要があると思いました。
 そして、参議院選挙の中でも出会ってきた数々の切実な願いにこたえたいと思ったからです。「私たちの暮らしに目を向けてほしい」。この声に耳を傾け、その声を国会で本気で代弁する政治家が一人でも多く必要だとの思いを強くしています。
 
 そして何よりも、参議院選挙の中でこの大阪でも広がった歴史的な野党共闘、市民との共同を候補者として最前線で経験をさせてもらったことです。この経験したことのない共同の広がりが、参議院選挙を機に大きな一歩を踏み出したもとで、次に行われる国政選挙が総選挙です。政権構想も含めた本格的な野党共闘を実現し、市民のみなさんと一緒に安倍政権をたおし、新しい政府をつくる。参議院選挙で共同の最前線に立たせてもらった者として、この挑戦の先頭に立つ役割があると考えました。
 
 すでに候補者として発表されていた安達雅之さんは、ご自身が候補者を決意された政治を変えたい思いと同じ思いでこの度のバトンタッチを決意したと語ってくれました。政治を変えようとともに頑張ってきた仲間として、その大きな立場に立った決意に敬意を表し、勝利で応えたいと思います。
  
 小選挙区で勝利を勝ち取ることはもちろん容易ではありませんが、もともと私が30歳で国政選挙になった時の合言葉は、「2010年代に小選挙区でも勝てる党になろう」でした。その時に何度でも挑戦する決意で候補者になりました。その初心も胸に前に進みたいと思います。
 みなさんの温かいご支援をよろしくお願い致します。

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【衆議院大阪3区小選挙区予定候補の交代について】

【衆議院大阪3区小選挙区予定候補の交代について】
10月4日(火)、日本共産党大阪府委員会は記者会見を開き、次期衆議院選挙の大阪3区の候補者として、わたなべ結(ゆい)さん(35)=新=を擁立することを発表しました。

7月の衆参ダブル選挙に備え、擁立していた安達雅之さんと交代となります。

経過としては、参議院選挙の結果も踏まえて野党共闘の流れをさらに大きくし、大阪でも野党統一候補の実現をめざし、それにふさわしい候補者を擁立しようと、日本共産党木津川南地区委員会でも議論をした結果であります。

わたなべ結さんは、2012年、2014年と2度、大阪3区から衆議院選挙に挑戦し、2014年の選挙では42.8%の得票率を獲得しています。

記者会見で、わたなべさんは、小選挙区で野党共闘を実現するかどうかが衆院選の焦点だと力を込めて語り、「大阪3区から野党共闘を実らせ、野党の議席を勝ち取っていく。その思いで決意しました」と述べました。

交代となる安達雅之さんは、日本共産党木津川南地区委員会の常任委員として、新しい任務に就くことになります。

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【臨時国会 首相の所信表明演説】

【臨時国会 首相の所信表明演説】

第192臨時国会が開かれ、首相の所信表明演説がおこなわれました。

 その内容は、国民の意に背いて暴走する都合の悪いことには触れず、「未来」や「世界一」の言葉を乱発して、自分の都合のいい「自慢話」を繰り返す、極めて不誠実なものでした。

その最たるものが安保法制(戦争法)についてです。

所信表明演説のなかで、安倍首相は安保法制(戦争法)について一言も触れませんでした。

1年前、昨年9月の国会で国民多数の反対を押し切って強行された安保法制(戦争法)。憲法学者や法曹界関係者ら専門家からも相次いだ憲法違反の批判に対して、安倍首相は成立後も丁寧に説明すると弁明していました。

ところが安倍政権は国民に説明をするどころか、今年の通常国会でもまともに議論せず、3月には施行を強行しました。

しかも参院選挙が終わるまでは、施行後の具体的な内容は示さず、終わったとたん、南スーダンで活動する自衛隊への新任務のための訓練を開始しています。

文字通り国民に隠してことを進めている典型です。

さらに所信表明演説では、参院選が終わったとたん強行している沖縄県、東村高江の米軍オスプレイパッドの建設や辺野古での米軍新基地建設の動きについてもまともに説明していません。

経済では、アベノミクスの「自慢話」の連続の一方で、参院選後に発表された28兆円もの経済対策については、「政策総動員」というだけで、そもそも新たな借金をしてまで、なんでそんな大型対策が必要のなのかの説明はありません。

そして、憲法改定。参院選で100回を超える街頭演説で安倍首相は一回も憲法改定に触れませんでしたが、この所信表明演説では、「憲法審査会での議論を深める」と改憲を進める気満々。改憲の具体的中身も示さないまま、改憲のための議論を進めようとしています。

まさに、国民に対して不誠実この上ない所信表明演説です。

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【月一 若手学習会】

【月一 若手学習会】
9月25日、定例の月一若手朝学習会

今回は、不破哲三著「古典教室」の第一巻。
「賃金、価格及び利潤」(カール・マルクス著)を読むから。

「賃金、価格及び利潤」という本は、インタナショナル(国際労働者協会)という労働者の国際組織の会合での講演をもとにした本。カール・マルクスの死後、講演の原稿を発見した娘の手によって出版されました。

この本、というか、もとになった講演の中身は、インタナショナルの会合のなかでウェストンという人がおこなった問題提起に対する反論と、資本主義経済の仕組みを解説する部分の2つに分かれます。

ウェストンという人がおこなった問題提起は、「賃上げ闘争などやっても意味がない。労働組合も必要ない」というものでした。

マルクスは、講演の前半でそのウェストン氏への反論をおこない、後半で資本主義経済の仕組み、商品とは何か、価格はどのように決まるのか、会社の利潤はどこから生まれるのか、資本家と労働者の関係は、といった解説をおこないます。

今回の若手朝学では、商品とは何か、商品の価値とは何で決まるのか、という部分を学びました。
「いまの社会が商品経済ということに衝撃を受けた。確かに自分の身の回りのものは、すべて買った商品」「賃上げや労働時間の短縮などの運動をしていくためにも、ちゃんと経済社会の根本を学ぶことが大事だと思った」などの感想が。

次回は、労働者の持つ労働力とは何か、というところから(*^^*)

「商品が価値をもつのは、それが社会的労働の結晶だからである」

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