6月19日付の赤旗日刊紙より「米国言いなり政治を問う」というシリーズがはじまっています。
初回は大軍拡の問題から取り上げています。
記事では、最初に米国が今までになく自国の安全保障に同盟国の役割強化を位置付けて、対中国の戦略を強化していることが紹介されています。
その中で日本の位置づけが大きい理由は3点、①世界最大規模の米軍基地網がおかれている、②米中軍事対立の最前線、③世界でも異常な「アメリカ言いなり」の国だからです。
岸田首相もそれを体現し、アメリカからの要請に応えて軍事費の拡大や「敵基地攻撃能力」取得に動きました。
昨年閣議決定された安保3文書のうち最も重要な「国家安全保障戦略」という文書では中国に関して、米国の戦略と同じ「最大の戦略的挑戦」という言葉を採用。日本の防衛戦略の基本文書「防衛計画の大綱」を米国と同じ「国家防衛戦略」に改称し、米国に従属的な姿勢を鮮明にしています。
さらにNATOの東京事務所を開設し、日本が米国とその同盟国の対中戦略における中心地となろうとしています。
当然、軍事衝突がおこれば攻撃目標となることが予想されます。
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